人間関係

09.08.11 / Author:

親以外との人間関係構築の必要

強い親子関係の落とし穴

親子関係があまりに濃密になってしまうと、子どもは親から逃れられない。親からのプレッシャーをもろに浴びる。そして、そのプレッシャーを自分の心のなかにストレスとしてためていって、それが爆発したときに、こうした信じられないような凶悪な事件を引き起こすおそれがあるのです。つまり、親子という垂直の関係は、愛着の関係であると同時に、親も子も心理的に逃れられない、断とうとしても断つことのできない
厳しさも伴っているものなのです。子どもがこの危機を乗り越えて発達するには、親以外の大人との関係=「斜めの関係」をつくって、さまざまな経験をすることです。魚屋の怖いおじさん、八百屋のやさしいおばさん・・・など、いろいろな大人と出会いながら、子どもは人とかかわるときの知恵を身につけていきます。「あの魚屋のおじさんは怖いから、近づかないようにしよう」といった具合に、さまざまなタイプの大人を感じ分けるようになります。

垂直・斜め・横の関係

子どもの発達には親子間係=「垂直の関係」は欠かせない。同時に、親以外の大人たちとの出会い=「斜めの関係」も重要だ。親が地域などでの人間関係=「ヨコの関係」を広げることは、子どもにとっては「斜めの関係」が豊かになり、成長の場が増えることになる。

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